絵本との出会いを通じて、子どもたちの心を育む手助けができればと、全国の小学校に絵本寄付の活動「かもめ文庫」を2009年にスタートさせました。「幸せになれるかも」「笑顔になれるかも」そんな想いを込め、全国の小学校に絵本を贈り届ける活動を行っています。
文字サイズ
今の子供たちは、生まれながらにしてデジタル機器に囲まれた環境におり、また、ケータイやスマホを持つ年齢も年々早くなっています。子供達は成長段階において心が未熟です。にもかかわらず、ネットの怖さを知らずに使用してしまうため、時として大きなトラブルに巻き込まれます。ですから、子供達にとっての情報モラルはより一層大切になるわけです。
情報モラル教育は、「基本の心が備わっている」という前提で知識を中心に教えられています。ですから、小さいころから培われた心の部分、つまり土台がしっかりと形成されていないと効果は少なくなります。
そんなとき、絵本を読みながら、子供がイメージできる事柄から題材やヒントをもらい教えてあげると、子供は理解をしやすくなります。
私たちJKKも、小中学校での情報モラル授業を行っていますが、その際には、子供達にイメージを喚起させるために授業の始めや終わりに絵本を読んでいます。