親子コミュニケーションから情報モラルを伝える
小学校の全学年で情報モラル授業の依頼をいただき
私はテーマを
「親子コミュニケーション」にしました。
情報モラル授業案を考える時、私が心がけていることは
各家庭で、ネットに触る時間が違うことで生じる理解度の差です。
その為、情報モラルだけにスポットを当てると
ネットに触れる時間が短い子どもたちは、理解を示してくれません。
中学校で情報モラル授業を行っても
高校で行っても、家庭環境によって違いが出ることは同じでしょう。
情報モラル授業案は
ケータイやパソコンの操作を教えることではありません。
ネット利用する時の注意事項を教える必要もありますが、
子どもたちが知らない世界について、注意事項を伝えても
イメージすら出来ずに、何も得ることの出来ない授業になってしまうでしょう。
子どもたちそれぞれの、ネット社会での興味も違い
注意事項や、禁止事項など全てを教えようとすれば無限になってしまいます。
知らない世界のことを伝えるには
知っている世界とリンクをさせることだと私は考えています。
「人は関連性に納得する」
これは、情報モラル授業にかかわらず、私が説明する時のテーマでもあります。
子どもたちが、日頃経験している内容と
インターネットの世界の事例をリンクさせることで
体験をしたかのように感じてくれることでしょう!
絵本も、これに似た疑似体験を子どもたちはしているのでしょう。
今回は、ネット社会との“リンク"を、家庭の場にしたらどうだろう?
と考え、授業を行いました。
授業内容と絵本の紹介は こちらへ
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