絵本寄付(かもめ文庫)の活動報告や情報モラルに関すること、JKKの講演情報など情報教育研究所(JKK)からのお知らせや更新情報をお伝えしております。
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2月16日群馬県藤岡市教育委員会にて、教員研修会講師を務めさせていただきました。
研修では、小学校低学年から中学生までの情報モラル授業を
ストーリーから展開する授業構成として、興味深く聞いていただきました。
短いストーリーであっても、発問を工夫することで
子供たちから意見を引き出し、要点をまとめるだけでも授業が成立する事例。
また、ネットニュースなどを教材に
子供に投げかけをするだけで、1時間の授業が出来てしまう事例。
『答えは子供が持っている』そんな視点から授業構成をするご提案など
教科書がない情報モラル授業を行う先生方には、とても喜んでいただきました。
俗に「LINE問題」と呼ばれる子供たちの心を痛めるケースでは
LINE問題と捉えずに、使い方の問題であるとの意識が大切です。
学校や保護者からすれば、子供が悩んでいることは問題でしょう。
しかし、子供が悩んでいることを「現象」と捉えることで、
本当の「原因」と「対応策」が見えて来るのではないでしょうか。
先生方には、
・既に各自がお持ちのリソースを活用することで、問題に対応できること
・日頃学校生活の指導で行われている指導と大きな違いがないこと
に気づいていただけました。
ネット問題に対する指導を特別のものを考えず
リアル問題に置き換えれば問題解決できると
意識を変えていただけたと感じています。
追伸
群馬県には、魅力度が全国的に低いそうです。
そんな中「ぐんまちゃん」なるご当地キャラを作ってPRしているとのこと。
こちらでも、ぐんまちゃんをPRさせていただきます(笑)