絵本寄付(かもめ文庫)の活動報告や情報モラルに関すること、JKKの講演情報など情報教育研究所(JKK)からのお知らせや更新情報をお伝えしております。
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平成23年12月9日(金)
熊本県熊本市立池上小学校の授業参観日に、低学年・中学年・高学年それぞれに向けて
絵本を使った情報モラルの授業を行いました。
低学年授業(1年生、2年生) 「ともだちは なにをしているのかな?」
中学年授業(3年生、4年生) 「目玉焼き事件は、なぜ起きたのか!」
高学年授業(5年生、6年生) 「サザエさんは何歳だろう?」
1、2年生の授業は、「相手には相手の都合がある。だから、すぐに返事をもらえるとは限らない」ということを理解させ、受け取る側も、時には自分の都合で断っても良いけど、喧嘩にならないように相手の気持ちも考えることが大切、ということを伝えています。
3、4年生は、仲のよい友だちでも自分と考え方が違うケースもあることを気づかせ、相手の意見も受け入れることや、文字や言葉だけでは、気持ちの全部は伝わらないこと、大切なことは顔を見て伝えることをねらいとしています。
5、6年生は、インターネットには多くの情報が氾濫していることを前提に、調べ学習をする際、どのようにしたらより正しい情報を得ることが出来るようになるのか考えさせる内容です。また、サザエさん一家の年齢を例に、子どもたちに印象付けをして、正しい情報の見分け方、インターネット上にある情報の活用方法を学習テーマとしています。
また、それに伴い、「かもめ文庫」として絵本をお届けしました。子どもたちが,情報文化の中で生きていくための土台となる「心」を育む手助けとなることを願って、お贈りしました。