私たちJKKは、情報モラルの啓発活動を行っています。その土台は、子どもたちの心を育むことと考えています。情報モラルを子どもたちに伝える上で、何が大切なのでしょうか?子どもたちに情報モラルを伝える上で根底となるものは「心」であると考えています。
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メールを送る、ブログを書く、掲示板に書き込む、チャットを楽しむ 等々 これらは全てネットにおける情報配信です。
情報配信には常に責任と危険が伴い、一歩間違えば未成年であっても逮捕されてしまいます。
子供に取り返しのつかない汚点が残ってしまうのは、
そこに至る前に教えなかった保護者にも責任の一端があることは、間違いありません。
『何がいけないのか』『どうしていけないのか』『それをすると、どんな弊害が起きるのか』
これらを教えることが、わが子を守る為にはどうしても必要です。
そのためにも、ケータイ・スマホを持たせる前に、親子でじっくりと話し合って下さい。
1通のメールで、相手を傷つける可能性。
人を傷つけることへの責任。
知らず知らずに、法律を犯してしまうこともある、という現実。
冗談で許されることも、ネット社会では冗談ですまなくなります。
「爆破するぞ!」などとメールをした33歳の男が逮捕されました。
本人の中では、ほんの冗談でやったことかもしれません。しかし、ネット社会ではこういったことは許されません。
現実の社会とネット上の社会との大きな違いは、相手の顔が見えないということです。
ましてや、文字の上だけでのやりとりは、相手の表情が見えない分、
慎重に言葉を選ばないと誤解が生じ、思わぬトラブルになりかねません。
報道されるニュースなどから、ネット社会の現実を具体的に理解させて下さい。
そして、情報を配信する責任と危険について、家庭で繰り返し話し合いましょう。
それこそが、子供を守る唯一の手段だといっても、過言ではないのです。