私たちJKKは、情報モラルの啓発活動を行っています。その土台は、子どもたちの心を育むことと考えています。情報モラルを子どもたちに伝える上で、何が大切なのでしょうか?子どもたちに情報モラルを伝える上で根底となるものは「心」であると考えています。
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子供たちのケータイ・スマホ所有率も高まり、文部科学省の指導により、小学校全学年で情報モラル教育は必要不可欠であるとされています。子どもが携帯電話を利用する上で、「コミュニケーション能力」「判断力」が重要です。他にも、インターネット利用に関わる法律知識も必要となります。子どもの成長段階に合わせ、ステップアップしながら学習をしなければなりません。
情報モラルを教える際、携帯電話所持の有無やインターネットの利用時間差によって理解度に差があり、授業内容をネット利用だけにスポットを当てると、理解が深まらないケースがあります。そんな時は、携帯電話やネット世界に特化せずに教えることも一つの有効な方法となります。
情報モラルをそれぞれの子供の過去の体験と関連性を持たせることで、学びを得られるようになります。ネット社会で必要な事柄は、日常生活で体験済みなことも多くあります。先生・保護者が子供たちと、子供の体験や大人の体験談を話し合う時間を持つことで理解を深めていただきたいと思います。
情報教育研究所では、授業の前や後に絵本を読んでいます。本を読みながら子供がイメージできる事柄から題材やヒントをもらい教えてあげると、子供は理解をしやすくなります。
低学年、中学年、高学年、それぞれの年齢に応じた絵本を使った授業案を紹介いたします。