週末、松坂屋名古屋店で開催中の『スタジオジブリ レイアウト展』に行ってきました。
「レイアウト」と呼ばれる、絵コンテの次の段階のスケッチを中心に展示され、
歴代ジブリ映画の誕生までの流れを知ることができます。
そのなかに、1980年代のオフィスが舞台の作品のレイアウトがありました。
白熱電球のデスクライト、おおきな電卓、机に灰皿、など
今日では考えられない仕事場の風景に、とうぜんながら携帯電話もありません。
携帯電話がない景色を知っているから、懐かしいなぁくらいにしか思いませんでしたが、
あと十何年かしたら、携帯がないなんて想像もつかない世代がこれを見ることになるのかな?
それはどんな感覚なのかな?
いまの駅のホームでは、人々が、並んだカモメのように全く同じ仕草で
携帯を広げて見つめていたりします。
ドアやトイレ、水道など手動から自動化する流れをみてきて、
生まれた時から当たり前に自動水栓とか携帯電話がある社会は、
どんなふうに見えるのだろうかと思いました。
スタジオジブリ レイアウト展
http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/studio_ghibli/
松坂屋名古屋店(矢場町駅)にて6月13日まで開催中です!
(あ)
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