親の教え

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親から教えられたことは、数々あり、感謝することばかりです。

幼いころは、親から教えてもらったことは絶対で、
それを100%信じていたものです。


なぁんて、しおらしいことを書いてしまいましたが、
実は、親から教えられたことは、子どもは全面的に信用するので、
慎重に発言しましょうという、自戒と恨みを込めたできごと。

 

「先割れスプーン」ってご存知ですか?
給食でよく使われていた、スプーンの先端が割れている、あれです。


ある朝、
父は「先が割れたスプーンの名前を知ってるか?」
と尋ねてきました。
知らない、と答えると、父は得意げに

「あれは、フォプーン、と言うんだ」と言い放ちました。


父は、娘をちょっとからかっただけで、私の記憶にはありませんが、
後で「冗談だよ」と訂正したのかもしれません。

 

しかし、父よ。

素直なあなたの娘は成人を過ぎるまで、「フォプーン」だと、信じ切っていたのです。

 

親になった今、その経験を自分の戒めとして、深く心に刻んでおります...。


                              (ち)


 

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このページは、情報教育研究所が2010年6月 4日 10:14に書いたブログ記事です。

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